Vol.46 借金tosh World! 田村利之

Macintosh SE/30

ひとつマックを決めて、その機種についてのエッセイを書くというのが命題でありますが、なかなか1機種には絞れない、マックの改造の最初がIIcxであり、注目され出したのがiMacの改造であるので改造に関する想いでは、この2機種を外せない、最も長く使ったPB2400も外せない…それぞれに想い入れがある訳です。今回は、中でも、やはり私のハンドル名「借金tosh」の元となったSE/30について、なぜマックを使うのかという観点で書いてみたいと思います。

今、私の周りでは、マック信者が増えているというよりは、マック離れが進んでいる。Win機が便利だということで、マック使いの人もWin機を使い始めたり、仕事上Win機が主体となったので無理にマックを使うことなくWin機に切り替わってしまった人等、案外多いです。確かにサポート面、性能面、アプリケーション面、そしてデザイン面どれをとっても絶対的なアドバンスがマック機にあるとは思えない。Win機の方が良いところも多いです。

マックを使い始めた頃を思い出すと、学生時代は、AppleIIのクローン機が10万円程度でロビン電子に並んでいた時代で、PC8001が最新鋭の時代でしたので、Appleは羨望の対象でした。パソコンの普及価格の16万8千円で、PC8001、MZ-80等が売られていた時代で、Plusが30万円以上の超高値の花の時代、しかしながら、文字ベースのパソコンに比較して先進的なGUIの載せたパソコンで他のパソコンでは真似ができない能力と魅力を持っておりました。

SE/30が発表されると、それは、Plusを遥かに凌駕する性能と魅力を満載しておりました。32ビットCPU、最大メモリ搭載量、FIFOビデオメモリ、そしてあのカッチョイイデザイン、社会に出て数年目で貯金も無く、パソコン購入さえ考えていなかった私が六十数万円ものローンを組んで逆輸入のバッタ物SE/30を予約して購入したのは発表されて程無い頃でAppleに憧れて数年目のことでした。

なぜそこまでして購入したのか?気持ちを整理すると、「先進性」に惚れたのです。他のパソコンには無い、先進性、GUIも、当時の32ビットCPUも、デザインも、Appleというブランドも…いくら高くとも他にはない良さ、中でもその先進性、時代の最先端を行くパソコン!!!これが私をしてマックを使い始めさせた理由です。

その後もマックを使い続けていますが、マックは高かったために、購入する際には、本当に悩んで購入しましたが、これぞ時代の最先端と思わせる機種が発表されないと購入できないし、そう言う機種が発表されると欲しくてたまらなくなる訳です。初めてのカラー液晶のPB165C、初めてのPPC搭載機PM6100、そして、iMac…と…

今でこそ改造のために頻繁に買い換える面もありますが、やはり、その先進性が無い機種には魅力が無い、一時期ラインナップを増やして経営危機に陥ったApple社ですが、「他のパソコンに無い先進性が魅力のApple_Macintosh」であって、これが無いとマックの存在意義が無いのだということを再度認識します。

一時期売れなくなっていたのは、ラインナップを広げ、どこにでもあるパソコンを作ったからに他ならない、そして今、再度危機的な状況にあるのは、無理してでも購入したくなる先進性が、マックには無くなってきているのではないかと思う。

別にマックを購入しなくても、やりたいことは、もっと安くて、同じようにかっこいいVAIOで事足りる訳です。性能比で考えれば現在のマックは、5万円程高い、10万円出せばP4/2.2GHzのWin機が購入できる時代なのです。でも安くして欲しいとは思っている訳ではない、その値段に見合うだけの先進性を取り戻して欲しいです。高くとも、どうしても欲しくなる先進性を積んだマック….幸いにして、OS-Xは、WinXPに比較しても抜群の先進性をもったOSです。ここ数年はハードの性能が上がろうとも耐え得る先進性があります。

マックを使い続けている人は、新製品が出る度に、今度のマックはどんな新機能を搭載しているのだろうか、性能はどうなんだろう、ドキドキする機種なのか…とても期待しながら待っている。私にとっては、SE/30が登場したトキメキと同じトキメキを感じるマックが登場してほしいと常に願っている。

おおお!これはすごい!と誰もが思うOS-Xに見合う先進性を持ったマック!
期待してます>>Appleさん!
発売されたら、頑張って改造するから@借金tosh\(。。ばき

(田村利之)

 

表題がそのまま、ホームページの田村さんです。(だってぴったりなんだもん、、、) 本人はいたってまじめなんですが、改造のためにマシンを購入するところまでいっているので、凄いですね。でも、やっぱり人は同じことを考えるんですね。僕がはじめた頃も、マックのことはみんな借金とっっしゅってよんでいましたもの、、、

(MacTreeProject)

田村利之
借金tosh

マックの改造では、いくつかオリジナルの改造を行っている人物である。SE/30の並行輸入業者から貯金もないのに衝動的に63万円4年ローンを組んで購入し、同機を「借金tosh」と命名して使っていたことから、現在のハンドル名「借金tosh」を名乗る。
借金tosh World!

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