Vol.95 いきなり失礼・・・Quadra700をメインで使うのよ 宮崎@maidoMac

Macintosh Quadra700

どうしたんでしょうねぇ~、なんで今さらQuadra700にはまってるんでしょう。何代 前のMacかも、もうわからないぐらい古い機械なのに、どうしてもメインのMacに仕立 て上げたくなったんですよ。いや、本当は三年越しで休み休み作って来たんですが、 最近がぜんやる気になってるんです。まぁ、暇なせいもありますが、普段使っている G4がデカくてウルサくて・・・もしかしてイヤになって来たのかなぁ~。
そんな訳で、とにかく練習のつもりで2ciの箱に青白を突っ込んでみたんですよ。 で、これが思いのほか出来がイイ。手前味噌じゃなくて、本当に旨く出来たんですよ ・・・ホントにね。
そりゃぁ、ここまで来るにはけっこうな苦労がありました。パーツはともかく、箱を 切ったり削ったりする道具を揃えるのが大変。ドリルやらサンダーやら、果ては作業 台まで準備する始末。さすがにボール盤は買わなかったけれど・・・迷いに迷って諦 めるのに数週間もかかりましたよ。やっと作業に取りかかれば、指に穴を空けてヒョ ウソウになるわ、熔けたハンダを手首に垂らすわ、そりゃもう色んな意味で痛い痛 い。そんなこんなで、以前の2cxにDTを入れた時とは大違いで、今度の2ciはかなり本 格的な大工事になったんです。
でも痛い経験もしてみるもんですよ。完成した箱でパーツを組み立てて、広げた FDDの穴からDVDなんかがムニョーっと出て来たひにゃ・・・そりゃもうアァータ、涙 チョチョギレルほどの感激。これまでの奮闘の歴史が走馬燈の如く蘇り・・・って、 ちとオーバーだけど、とにかく嬉しい。ジェニーエフェクトなんか足元にも及ばな い、私だけのムニョーが完成したんですよ。

これで、あとは2ciをお手本に、Quadra700をギーコギーコやればいいだけですが・・ ・さて、どうしてQuadra700なのかというと。どうも、近頃のMacはしっくり来ないん です。って言うか、似合わないそうなんですよ私には。まぁ人間が古いのでそう言わ れるのも、ごもっとなんですがね。キーボードに向かっている間はともかく、目をそ らすと、そこにある物体が違和感をプンプンさせてるんです。そりゃぁ、プロの方な らMacの性能が、お仕事の雌雄を決する事もあるのでしょうから、しっくり来る来な いなんて問題じゃないでしょう。でもダラダラ使っている私にとっては、少し前の Macで十分。性能はさほど気にならないんです。ただ、さすがにG3以降にして欲しい ですけどね。
そこで、私にお似合いでしっくり来そうな箱は無いものかとなるわけで・・・。出来 ればお気に入りのLCとかLC630にしたい。でもPCIカードを刺せないと困るので、なる べく大きな箱がいる。だからって7×00だと大きすぎて締まりがない・・・スミマセン ご異論も有りましょうが。で、やはりここはコンパクトで小粋な奴。結局、選んだの は2cxとか2ci、そして同じ箱のQuadra700だったんです。こりゃ当たり前と言えば当 たり前の選択。Mac使いなら誰もが頷く箱ですよね。

私も含め、多くの方がいろんなパーツを取り替えて、お好みのチューンをしてられる と思いますが、箱の加工とかパーツのレイアウトにも手を入れてられるんでしょう か。本当のところはわかりませんが以前に比べ、そういう事をする方は少なくなった ように思えます。ゴミも出ますし、私の様に怪我も付きものなので、あまりお薦めは 出来ません。でも一度ぐらいならやってみてもいいんじゃないでしょうか。パソコン も成熟期にさしかかろうとしているみたいですから、そろそろ性能を追いかけるのは チョットお休みして、ダラダラ使える、一緒に居て心地良いMacを作るってみるのも 一興かと思うんですよ。そうそう、それより古いMacをオリジナルのままで使うって 方が、もっと「粋」ってぇ~ものかも。今度はそういうのに挑戦してみようかな・・ ・ナンテネ。
・・・ドモ,ドモ,宮崎@maidoMacでした。

・・・はい、ありがとうございました。ココまでです。

maidoMac
宮崎@maidoMac
とある田舎の会社をリストラ退社後、好きなMacで喰う事を企てる。
以来、MacTreeにお世話になりながら、これで三度目の夏を迎えた。
が・・・Macで生計を立てるなんてムリムリ、と思っていた予想が的中。
現実はキビシイのよね。
さて、「リストラオヤジの星」になるのは、やっぱりムリなのか。
・・・乞うご期待。
ドモ、ドモ、maidoMacです。

 
MacTreeのスポンサーでもあるmaidoMacのオーナー宮崎さんです。
メモリを中心に、eMateやNewton関係が手に入る、貴重なお店。
独立して2年あまり、お世話になっております。 これからもよろしくお願いします。

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