Vol.92 漢字トーク7.5で感じた未来 Oda-k

漢字Talk7.5

初めて購入したMacはPowerMacintosh7100だった。漢字トーク7.5である。1994年くらいの事なので丁度10年前になる。パソコンなんて一生縁のないものだと思っていたのですがDTPのオペレーターがMacintoshを使用していて自分でこれができたらどんなに便利かというのが購入の動機でした。
すぐにIllustratorやPhotoshopなど使いこなせるわけもなく暇さえあれば、システムの中になる機能拡張やらコントロールパネルを開いては移動したり、ゴミ箱に捨てたり・・・。そんなことばかりやっているため何十回と初期化、再インストールを繰り返す羽目に・・・。そのおかげかMacintoshの中身がだんだんとわかってきた気がしました。パソコンを動かしているプログラムがアイコンというイラストで表現されているって信じられなかったな~。なんでこんなイラストで動くんだ・・?隠しアイテムのような爆弾マークをいつかキャプチャーしてやるぞ!なんて考えたりして。

ようやくインターネットが普及し始め、大好きな狂ったようなモデムの音を聞く儀式の後、ゆっくりとネットスケープに映し出される文字や写真(当時写真表示が本当に遅かった・・・)それでもある種の未来を感じたのは確かです。毎日MacTreeを覗いては新しいAppleのニュースを読み、漢字トークのアップデータが出たという情報を得ては、雑誌についてくるCDを使ってOSのバージョンアップ。今思い出しても機能拡張に新しい絵柄が増えているだけで、わくわくしていたのを覚えています。
漢字トーク7.5はまさに未来のOSに感じられ、Macintoshって自分のイメージする未来の全然先を詰め込んだパソコンなんだ、これ以上のOSの進歩なんてあり得ないんじゃないか?QuickTimeで観る動画やHyperCardなどはSF映画にでてくる命を吹き込まれたロボットのようなイメージさえありました。

それから10年たったいまMacintoshにはUNIXベースのMacOSXが搭載されている。フォントもOpen Typeへと替わり、マルチタスクのおかげでプリントアウトしながらの写真加工もできる。処理能力は当時の何倍になったのだろう?長年愛用していたステレオもiTunesのおかげで使用頻度が激減、レンタルビデオもMacで観るためDVDばかり・・・。生活自体がもの凄く変化したと思います。
先日、家に遊びに来たWindowsを使用している兄がMacをいじらせてくれと言うので見せたところ、とにかくPantherの動きにびっくりしていました。
Exposeにジニーエフェクト、アクアの美しさに・・・PDFのすば抜けた速度表示、とにかく愕然としている様子。
兄「まじ凄いな・・・、まさに未来のパソコンだよ・・これは。」
私「へへへ、Macintoshは、10年前から未来のパソコンだったよ。」
10年前に私が漢字トーク7.5で体感した未来のイメージを兄貴はOSXで感じたのかもしれません。

漢字トーク7.5で初めて体験したMacの素晴らしさは昔も今も常に未来の形を見せてくれている。そして、そこには何時も斬新で新鮮な機能にびっくりさせられている自分がいるのである。

そっか!だから毎日Macintoshのニュースを追いかけているのか!
(Oda-k)
Oda-k

1966年東京生まれ。バックギャモンと落語を愛するフリーのデザイナー。印刷屋さんの嫌がる顔がとても好きで常にOSXで制作した印刷物を入校するというこだわりを持つ。DTPの世界もOSX主流にするため日夜活動しています。
@YumeyaNEXT WEB SITE
http://odak66.cool.ne.jp/

 

@YumeyaNEXT WEB SITEのOda-kさんにお願いしました。
YumeyaNEXT WEBはDTPを中心に、マック系のNewsとTIPSを紹介しているページです。WebからNewsを集めてくる収集力はさすがです。

(MacTreeProject)

Leave a comment

Your email address will not be published.


*