Vol.87 iDVDがくれたもの・・・ 茶本祐充

iDVD

林檎いとしや史上、もっともコンシューマな私がここに登場することになったのも
執筆を依頼する相手に困った岸田さんに目を付けられたからです。
あのでっかい体で迫られると、いやです。とは返事できませんでした。
(冗談ですよ!岸田さん)

私は全くプログラムは、わかりません。
HTMLさえも今ひとつわかりません。
PhotoShopもほとんど触ったことがありません。
イラストレーターってなに??
という私ですが、オリジナルのDVDは作れるんです。すごいでしょ!
これもMacとiDVDのおかげなのです。

Macintoshとの出会いは建設会社に就職した10年前
そこでは数台のNECパソコンがWindows3.1で、EXCELを動かしていました。
小さな会社でしたので専門の者なんていません。
大学のサークルでちょっと「えむえすどす」を触ったことがあった私は
それらの面倒をまかされました。
使い辛いWindows3.1の面倒をみていたところへ、
これもおんなじやろ!どうなってんねん!
と声を掛けられたので、そこへ行くと
Macなるもの中でEXCELがフリーズしてました。
適当にボタンを押して再起動させた気がします。
PowerMac8100/100AVと漢字Talk7.5という環境でEXCELが動いてました。
個人所有物のMacで見積書作成やワープロとして活躍していました。
触ってみて、おお、なんやこれは!!おもしろーー!!
今までのPCはなんやったんや!
と感動しました。
それ以来、自分で買うんやったら絶対Macや!
と心に決めました。

その後、Macを所有することがありましたが、すべて譲り受けたもの。
PowerBook540cに最初に触ったPowerMac8100/100AV。
やっぱり新しいMacが欲しいと思い、アップルストアにPowerMacG4 450Dualを注文しました。
CPUなんて、初代パワーPCから、一気にG4 450Mhz、しかも2個になりました。
G4 450MhzDualは、劇的ビフォーアフターなんて目じゃない、速さでありました。

Macは速くなりましたが、やっていることは今までと同じでした。
そんなときMacOS10.1が発売されたんです。
さっそくハードディスクを増設してそこへインストール。
付属のアプリケーションにiMovieがありました。
PowerMacを購入したときにFirewireケーブルが付属していたなあ。
これを使えばビデオカメラと接続できるらしいなあ。
家族のDVテープが増え始めていた時だったので、ものは試しということでiMovieで取り込んでみました。
操作マニュアルなんてありません。
iMovieのチュートリアルを真剣に一度だけやっただけです。犬を子供たちが洗うあのムービーですね。
それだけでも、一通りのことができるようになったんです。

タイトル、トランジェクション、エフェクト、サウンド
こんなことは、プロしか出来ないことだ!と思っていたことが出来たのです。
なんとまあ、これが楽しいかったのです。はまりましたね。

で、ビデオ編集史上最高の傑作である(私個人のね!)
「2000年秋 東京ディズニーランド旅行記」が完成しました。
完成したものの、この巨大なムービーデータをどうすればいいのか、扱いに困ってしまいました。

インターネットを調べると私のPowerMacのドライブをスーパードライブに交換すれば、
別売りだった2500円のiDVDがインストールとのこと。
時を同じくして、勤務先のすぐ近くでMacのユーザー会なるものが開かれていることを知りました。
iDVDのことがなんかわかるかな?と情報収集の為にユーザー会に行ってみたのです。
そのユーザー会とは、前回の林檎いとしやを書かれた、なかにしひろしさん主催の
mACademia(マカデミア)だったのです。
その2次会の席でたまたま、瓜生さん(林檎いとしやVol.29に登場)とテーブルがいっしょになり、
私が今参加しているユーザーグループMUGNETのことを教えてもらいました。
それ以来、ユーザー会には可能な限り参加するようにしています。
話がそれてしまいましたね。

オークションでスーパードライブを購入し、DVD-ROMドライブと交換、
アップルストアから純正のDVD-RディスクとiDVDを取り寄せインストール、
iDVDは問題なく起動しました。

例の超大作は映像時間が89分(いきなり89分のデータを焼いたのです。)
ムービーファイルをドラッグアンドドロップで配置し、メニューを作成。
簡単簡単!!
ディスク作成ボタンを夜10時にクリック。
待てども、終わる気配はありません。
すでに眠り込んでいた明け方5時、突然トレイからDVDディスクが吐き出されました。

ドキドキしながらDVDディスクをもう一度、PowerMacに飲み込ませると、
DVDプレーヤーが起動して、見事DVDとして映像が見れるではあーーりませんか!!
おもわず「神様、ありがとうございます、神様・・・・」(吉本新喜劇の桑原和男風にお読みください)
本当に感激しました。
オリジナルのDVDが作れたんですもん!!

それ以降、イベントに参加する時はビデオカメラを持っていってDVDに仕上げるようにしています。
そんなことをしてるとApple UserGroups MeetingでiDVDを紹介することなどもしてしまいました。
Mac好きな人たちを過ごす時間って楽しいですよね!
本当にあの雰囲気は大好きです。
これからもどんどん参加していこうと思います。

iDVDがくれたもの・・・
オリジナルDVDとMacな仲間
(茶本祐充)

今回は、僕の入っているMUGNETでいつも、イベントなどを楽しいdvdにまとめてくれている茶本さんです。彼の作る、DVDはイベントの楽しさを思い出させてくれる逸品です。

(MacTreeProject)

茶本祐充
Hiromitsu Chamoto

大阪のユーザーグループMUGNETのメンバー

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